JAIMS海外ビジネス留学が提供する5つの価値


 今日、企業は社会的にも経済的にも一層複雑で厳しい環境にさらされ、常々から配慮や内省を持って経営に当たる必要性が強まっています。経営の質が益々問われる知識社会では、個や組織が作り出す知識資産、その創造のための能力が、企業の価値や優位性の源泉であり、企業の究極の資源は、個々の人間の持っているナレッジ(知識資産)と言えるのではないでしょうか。

 JAIMSのEWKLP(East-West Knowledge Leaders Program)は、企業の価値や優位性の源泉となっているナレッジ(知識資産)創造のプロセスを理解することで、個の知を組織の知に膨らませてイノベーションを生み出していけるリーダーシップを鍛えながら、グローバルな環境で活躍できるビジネスリーダーに求められる総合的な能力とインテグリティを高めることを目的としたプログラムです。東洋と西洋の経営の多様なベクトルや実践知を総合しながら、アカデミックな知識基盤と広い教養をベースに、今日のグローバルなビジネス環境で直面する課題に対する全体的・学術的なマネジメントの視点を学ぶことができます。

 EWKLPは、比較的短期の社会人向けのビジネス留学プログラムであり、MBAは資金的にも期間的にも難しいと考えている方々にとって、ベストの内容を備えたプログラムと言えます。ハワイという恵まれたロケーションにキャンパスを構えるJAIMSへの留学で得られる価値は何なのかを、5つの視点から探ってみたいと思います。


1.東洋と西洋の経営知の総合 -グローバル・ベスト・プラクティスの学習-

 米国的経営への傾斜の弊害や、論理分析的経営の限界が20世紀末から繰り返し叫ばれてきている中、米国式「グローバルスタンダード」経営や、株主利益一辺倒の経営論や戦略論だけではなく、東西のマネジメント理論をハイブリッドした視点から、「経営」という実践的な専門の知に対するアカデミックな洞察を深め、バランスの取れたグローバルな経営知を学びます。

 ビジネス慣習を刷新することでパフォーマンス改善に成功した企業や、世界のエクセレント企業の優れた経営手法やイノベーション事例についての考察を深める中で、マネジメントの課題に対する分析的アプローチだけではなく、多元的な創造性が求められる戦略の時代における、企業の卓越性や包括的なマネジメントシステム、経営思想や哲学についての学びを深めます。

2.知識創造を促すリーダーシップ -人間中心のイノベーションの推進力養成-

 イノベーションとリーダーシップは経営の中心課題としてその重要性がますます高まっています。新しい環境や、より厳しい世界的な競争に対応していくだけの本物の力を備え、従来のものの見方や考え方、慣習や規則などに縛られず、全体を俯瞰し、高度な知識と実用的な能力を持って、多様な矛盾を乗り越えられる総合力が、イノベーターに求められています。

 経営の本質は、関わる人々の未来に自己を投企しようとする生き方そのものと言えます。技術知識偏重や論理分析主義を超え、イノベーションの本質である知識創造プロセスへの考察を深めながら、グローバルなレベルで人間中心のイノベーションを主導できる、組織の知的付加価値<ナレッジ>を生み出すリーダーシップをプログラムの様々な局面を通じて磨いていきます。

3.国際的に通用するビジネススキル -実用的グローバルスキルの獲得と練磨-

 ビジネスの構想の質を高め、実現する上で欠かせない議論する力、二律背反するものを止揚する能力は、思考のトライアルを重ねる中で更に磨かれます。日本語環境を離れ、論理思考が求められる英語で集中的に受講することは、国際的な場面でのプレゼンテーションスキル、対話力や議論の技術、異文化ネゴシエーションスキルなどを高める絶好の機会となります。

 ビジネスの現場から短期間離れ、異業種・異職種間のグローバルな他流試合の場を得ることで、改めてビジネスの多面性への理解が深まり、自己のビジネス知識や経験、スキルへの深い省察の視点が生み出されます。プログラムを通じて、国際的思考や行動様式に慣れ、既存のビジネススキルを、英語環境下でも効果的に発揮できるグローバルスキルへと進化させます。

4.異文化コミュニケーションスキル -アジア太平洋諸国のエリートとの切磋琢磨-

 グローバル化やボーダーレス化が進展する中、私たちは他国の文化や慣習と触れ合わなければならない時代に生きています。JAIMSでは、アジア太平洋18の国と地域から選ばれたトップエリートの奨学生や、人種や国籍、文化の異なる参加者が、共に学び、交流し、グループワークを積み重ねていく中で、異文化ビジネス成功の鍵への洞察と対応力を磨くことができます。

 自己の文化的基盤を客観視する経験や、様々な文化や多様な価値観への深い理解が求められるコミュニケーションの実体験を通して、人間性や感性が磨かれ、真の国際感覚と異文化に対する感受性が着実に養われます。相互依存が益々高まるグローバルビジネスの現場で役立つマインドセットと異文化コラボレーションスキルを実践的に鍛え、身に付けることができます。

5.グローバルな視座と広い教養 -国際的知見豊かな講師との本質的対話-

 グローバル性、社会性、環境などを考慮すべき経営の時代にあって、哲学、歴史、宗教、文化などの広い教養に裏付けられた総合的な知力や人間力がその重要性を増しています。一流の講師陣の知見や、複眼多面的なものの見方や考え方に触れ、自己の限られた経験と思考の枠を越え、高質で高密度の学習経験を通し、時代に左右されない知力と構想力の基盤を耕します。

 ハワイ在住の講師だけでなく、世界の動向に通じたより多彩な講師を日本や欧州、米国本土からも新たに招聘し、少人数教育ならではの双方向性を活かし、本質的な対話が促進される教育環境が提供されます。これからのグローバル社会や経済、企業の未来を読み解くために必要となる、将来的な変化に対する感受性や知的方法論、価値をデザインする総合力を培います。


2010/3/25
富士通株式会社 JAIMS支援部

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