GLIK卒業生インタビュー

体験談 Esther Li Hwang Chiaさん

GLIKでの学びは、私の夢を実現する大きな一歩になりました

2014年度夏期コース/富士通奨学生
ジュン・ライアン・コモデロ・オルビナさん
(Jun Ryan Comodero Orbina)

Laboratory Manager, Communication and Engagement Officer for the Research Institute for Tropical Medicine (RITM)

熱帯医学研究所(RITM)
研究室マネージャー、コミュニケーション&エンゲージメント担当官

2014年度夏期コース修了生で、フィリピン保健省管轄の感染症にかかわる熱帯医学研究所(RITM)の研究室マネージャー兼コミュニケーション&エンゲージメント担当官のジュン・ライアン・コモデロ・オルビナさんに、富士通奨学金プログラム、GLIK、自身のキャップストーンプロジェクトについての思いや印象、将来への意気込みについて語っていただきました。

―富士通奨学金プログラムを知ったきっかけは?

Facebookで富士通奨学金プログラムを知りました。その頃は、中堅研究員として仕事上のいろいろな疑問を抱いていました。そんな時に丁度良いタイミングでニュースフィードに情報が流れてきたんです。優れたリーダーとしてさらに活躍していくためにはどうすればよいのだろうか?どうすれば人のやる気を引き出せるのだろうか?どうすれば組織にとって最善の意思決定が行えるだろうか?私の働いている組織はどうすれば公衆衛生に良い影響を与えられるだろうか?などと考えていた矢先に目の前に現れた富士通奨学金プログラムの情報に強い興味を抱きました。それから自分で詳細を調べて、そして今ここに私がいるわけです。

―GLIKのどこに最も魅力を感じましたか?

感染症研究所で分子生物学の専門家として働いて14年になりますが、現在は科学コミュニケーターの役割も担っています。科学コミュニケーターというのは、技術的なバックグラウンドを用いて、専門家ではない一般の人たちとの橋渡しをするのが役目です。つまり、科学分野以外のいわば異文化の中に身を置く必要が出てきたということです。

GLIKは、このような自分の置かれた状況に非常にかなったものであるという点に魅力を感じました。第一に、GLIKのコースが多様なこと。例えば、経営理論や教養のような私が今まで受けたことのないようなコースが提供されています。実践的なナレッジを持った優れたリーダーになるには、このような分野の知識とスキルを持つことが絶対条件であるという信条がプログラムの中核にあるためです。第二に、GLIKの学習アプローチがユニークかつ多様であること。教室で普通に講義を受けるだけではなく、様々な業界の事例や実環境に触れて学びます。また色々な企業のゲスト講師から特別講義を受けたり、現場や企業を訪問したりする機会もあります。これは、学んでいるビジネスのトピックを理論面だけから理解するのではなく、実際に現場でどのように生かされているかを学ぶことを目的としたものです。第三に、GLIKには、自らのリーダーシップスキルを高めることに意欲的な参加者たちが様々な国から集まって来ていること。多くの文化が入り混じった学習環境がどのようなものか、特にグループで国から国へと移動し、短期間のうちに異文化にさらされることに興味を持ちました。GLIKに参加することで、より柔軟になり他文化を受容できるようになり、科学コミュニケーターとしても高い柔軟性を身に付けることで、現場に出て行って実際に公衆衛生のニーズを調査したり対処したりする際に、より順応性の高い対応ができるようになると考えました。

―実際にGLIKに参加してみた印象や感想は?

刺激的かつハードなプログラムだと思います。私は自分の限られた科学者的な考え方よりもっと大きな視点を持たなければなりませんでした。GLIKに参加した20名は全員が専門分野を持つ中堅スタッフだったため、みんな自分たちの専門分野の考え方に慣れきっていました。そんな中、私たちのほとんどがこれまで経験したことのないコースで、自分たちの専門分野を超えた思考能力を駆使しなければならない環境に入りこみ、議論し合うことは、私たちにとってやりがいのある課題でした。例えば、ハワイモジュールでは、午前中に経済について学び、午後には哲学の議論を繰り広げるという具合でした。毎日このように切磋琢磨することで、知性が高まり、より広い世界観を持ち、より確かな意見を持てるようになりました。また、それぞれの分野の専門家である教授や講師たちと交流することで、より豊かな学びを経験することができました。

また、日常的なクラスメイトとの交流も非常に刺激的でした。各コースにはそれぞれグループワークがありますが、そのグループメンバーは毎回変わります。つまり翌日、誰と同じグループになるか分からないのです。学校での専攻も、仕事の専門分野も、そして物事への取り組み方もそれぞれ異なる人たちが混ざり合った、非常に面白い組み合わせで取り組むことで、全員が互いに柔軟性を持ち、調和的な環境を維持しながらも、効率的に結果を出す術を学んだと思います。

―スタッフについてはどうですか?

富士通JAIMSスタッフの皆さんは非常に親切だったと思います。同時に、プログラムの規律がきちんと保てるようにもしてくださいました。GLIKのスケジュールはタイトでしたが、スタッフの皆さんは、参加者が快適な環境で学習できるよう親切に対応してくださり、特にプログラム期間中は頻繁な移動が伴うものでしたが、このハードスケジュールを確実にこなせるよう、計画立てて物事を進めてくださいました。

―GLIKで学んだことで、自分の次なる活動に役立つと思うものは何ですか?

GLIKで学んだ大切なことの一つとして挙げられるのは、組織内で意思決定が行われる時や、革新的なソリューションが必要な状況では、例外なく、常にリーダーが状況の本質を見極めるスキルを用いて根本原因を見つけなければならないということです。問題を正しく解決するには根本原因に対策を講じる必要があります。しかし往々にして、根本的な問題ではなく、そこから派生した表面的な別の問題に目がいきがちです。GLIKでは、このような状況にしっかりと集中し、全感覚と直観をフル活用して根本原因を特定し、共通善に基づいた判断や意思決定を下すことで、問題に対処する方法を学びました。

またもう一つ、多文化に触れたことによりオープンな考え方ができるようになったことも大きな収穫です。ハワイモジュールで特に好きだったのが「Multiculturalism and Global Citizenship」のコースでした。これは観光産業が作り上げたイメージの奥にあるハワイについて学ぶコースで、ハワイ先住民の主権に関する闘いなど、ハワイの歴史やハワイが現在も抱えている問題を学びました。このコースで学んだのは、ただ単にハワイについてのことだけではありません。新しい場所や文化を経験した時、最初に目に入ってきたものをそのまま受け入れるべきではないということ、状況を掘り下げ、歴史を知り、人々のストーリーに耳を傾けるべきだということです。そうすることでその土地の本当の姿や文化をより良く理解することができるのです。私はこのことを自分に重ね合わせ、科学文化の範疇を超えて、これまで慣れ親しんできた領域の外に身を置き、そこでコミュニケーションをとって人間関係を築いていくという点で、自分に応用できるものであると考えました。私たちは他文化を表面的に捉えるべきではなく、その文化に深く関わることでより正しく理解しなければならないということです。

―個人のキャップストーンプロジェクトについて教えてください

私たちは、GLIKが始まる前から最終日まで、継続してキャップストーンプロジェクトに取り組んできました。各自、自分が取り組みたい課題について、ちょっとしたアイデアを手掛かりにプロジェクトを開始し、プログラム期間中には、各コースでの学びを深めつつ、その学びを生かしながら課題の分析を行い、解決策を提案しました。

私のキャップストーンプロジェクトのきっかけとなったのは、14年間RITMで働いてきた中で、私たちの研究活動や調査活動が、なぜ一貫して強い影響を人びとに与えることができずにいるのか、という疑問でした。もちろん影響を与えているものもあり、成功事例もたくさんありますが、科学的な成果がありながらもなぜ全てが全体に行き渡っていないのかということです。プロジェクトを進める中で、職場の人たちにインタビューしたり、東京にある同じような研究機関に現場視察を行ったりした結果、これは一つの組織内だけの問題ではなく、他の組織も関わる問題であると分かりました。とりわけ、私の組織が保健省内の他の組織とどのような関係を築き上げているかが問題でした。中核となる問題は、RITMが他の組織とあまり協力し合っていないことにあり、私たちが生み出した知識が組織内だけに限定されてしまっていることが問題だったのです。つまり今必要なのは、私たちが生み出した科学的な成果を全組織でシェアし、他で生み出された知識と組み合わせることにより、公衆衛生にかかわる特定の問題を解決する際に、より効果的な意思決定ができるようにすることです。

私はプロジェクトでデング熱に焦点を当てることにしました。デング熱はフィリピンの風土病です。私が思い描いているのは、私たちが持つデング熱に関する情報を全て統合してインターフェースを構築し、デング熱に関与している全ての組織の知識を融合させることです。例えば、私たちの研究室ではウイルスの特性に目を向けるなどしてウイルスに関する情報を生み出しています。別の機関では患者数に目を向け、また別の研究所ではウイルスを持っている蚊の数に目を向けています。現在これらのデータを個別に見るのが普通ですが、このすべての知識を組み合わせて統合することができれば、様々な分野の関係者たちが、国内で発生しているデング熱の問題をより包括的に見ることができるようになります。知識を連結することで、研究機関の個々の作業も効率化できます。これを利用すればフィリピンのデング熱流行の早期警告システムを構築したり、実際の公衆衛生のニーズを解決する関連研究課題を探したり、組織が協同してデング熱抑制を成功させるプラットフォームを提供することも可能です。

フィリピンに戻ってからの最初の課題は、プロジェクトに賛同してもらうためのロビー活動を行うことです。私が働いている組織は、このプロジェクトに関与することになる組織の中のたった一つに過ぎません。従って私の上司にこのプロジェクトをサポートしてもらえるよう説得し、協力関係を築く他の組織に対してもプロジェクトの支持を働きかけてもらう必要があります。大切なことは、全ての組織が賛同して当事者意識を持ち、共に成し遂げ存続させたいという思いを持つことだと思います。難しいことだとは思いますが、プロジェクトがどのように進行していくかワクワクしています。

もう一つGLIKを通して身に付けたことですが、プロジェクトのロビー活動をしていく中で、変化に柔軟に対応するべきだということです。実際にその状況になってみると、自分が頭の中で思い描いていたことが、現実的には適用できるとは限らないことがあります。例えば、実際の現場で必要なものが想定していたものとは違っていた場合、全ての関係者に対して有益になるように自分のコンセプトを変える心の準備もできています。

―GLIKを修了した後の長期的な計画は何ですか?

GLIKに参加する前、私はコミュニケーション&エンゲージメントオフィスの長に任命されました。そこでの主な役割は、科学的な情報を、専門的な知識のない人たちにも理解してもらえるよう言い換えて説明することで、これは分子生物学研究室の研究室マネージャーとしての仕事とは別に与えられた任務です。GLIKで知識創造理論について学んだことは、職場をより効率的に機能させる方法を考え直す良い機会になりました。私の働く組織では多くの情報を生み出していますが、他のステークホルダーにとって必ずしも役に立つ情報や知識とは限りません。そのため、ただ単に情報をわかりやすく言い換えるだけの機能を持つ職場ではなく、もっと重要な視点から、新しい価値を創造(ナレッジクリエーション)できる職場にどう変革していくかというところに考えを及ばせています。全ての公衆衛生機関が公衆衛生に最適な影響を与えられるようにするには、知識の創造は、私の働いている組織内だけではなく他の組織とも連携しながら行われなければなりません。

また個人的には、大学院に進んでより深い勉強をしたいと思っています。今まで培ってきた生物医学科学と科学コミュニケーションの分野に加え、研究室が作りだす研究成果を実際に活用するコミュニティの理解を高めるようなプログラムですが、このような橋渡し役の分野を学ぶプログラムが存在することは知っているので、将来的にはその道に進みたいと考えています。

―将来に対する意気込みを教えてください

生物医学科学の分野と、衛生科学コミュニケーションの両分野で活躍したいと思っています。研究室が生み出した技術的な知識を、公衆衛生のニーズに応用し役立てられるようなグローバルなリーダーになることが目標です。私の最終目的は常に、人びとの感染症を予防し抑制することにあります。

また、我が国の公衆衛生の問題だけでなく、世界的な公衆衛生の問題についても目を向けたいと思っています。感染症に国境はありません。国から国へと急速に広がることもあります。私は科学知識の活用を最適化することで、世界的な公衆衛生の問題を解決する原動力になりたいと強く願っています。GLIKはこの夢を大きく後押ししてくれました。GLIKは、グローバルなリーダーシップに必要とされる知識とスキルを提供してくれただけではありません。様々なバックグラウンドを持ち、それぞれの分野の専門家であるクラスメイトとの素晴らしいネットワークも構築することができました。またバックグラウンドが異なる様々な国から来た講師たちと出会い、アドバイスを求めることもできます。GLIK同窓生の広大なネットワークにもアクセスできるので、各自のキャリアゴールを達成する上での手助けになると思います。

The international management program has provided a lot of catalysts to my dream.

Esther Li Hwang Chia

Fujitsu Scholar on the 2014 Summer Course:
Jun Ryan Comodero Orbina
Laboratory Manager, Communication and Engagement Officer for the Research Institute for Tropical Medicine (RITM)

Jun Ryan Comodero Orbina, who completed Global Leaders for Innovation and Knowledge 2014 Summer Course, works as the Laboratory Manager and Communication and Engagement Officer for the Research Institute for Tropical Medicine (RITM), the national infectious disease agency of the Department of Health in the Philippines. He revealed his thoughts and impressions on the Fujitsu Scholarship program, the Global Leaders for Innovation and Knowledge program, as well as his Capstone Project, and his ambitions towards the future. His remarks follow:

―How did you find out about the Fujitsu Scholarship program?

I found out about it through Facebook. I was looking at the newsfeed and the information came at an opportune time when I had a lot of mid-career questions, such as how can I further emerge to become a good leader? How can I better motivate people? How could I make good decisions for my organization? And how can my organization create a better impact in public health? The newsfeed on the Fujitsu Scholarship program really sparked my interest, so I researched more about it, and that’s why I’m here now.

―What appealed to you most in terms of the scholarship and the program to participate?

For the past 14 years, I have been working as a specialist in molecular biology in an infectious disease research institute. However, I now also work as a science communicator, and my job requires my technical background to bridge over to the non-technical audience. Being a science communicator requires me to be exposed to different cultures outside the field of science.

The program appealed to me as very relevant to my professional context. First, the program’s courses are diverse. The program has courses that I never took before, like courses in business and liberal arts. These subjects are offered because at the core of the program is the philosophy that knowledge and skills in these areas are prerequisites to be a good leader with practical wisdom. Second, the program has unique and diverse learning approaches. The participants do not only undergo the usual classroom learning, are also exposed to case studies and actual environments in various industries. The program has guest lecturers from various companies, as well as company and field visits - all of which aim for participants to learn more about a business topic not just in theory but how it is used in actuality. Third, the program congregates professionals from different countries, all of whom are eager to develop their leadership skills. I was interested in what that multi-cultural learning environment would be like, especially that the group will travel from one country to another, and will exposed to different cultures in a short amount of time. By attending the program, I saw myself as becoming more permeable to and accepting of other cultures. I thought that such would make me more flexible as a science communicator, more adaptable in going out in the field to find out and help address what the real public health needs are.

―Upon actually attending, what are your impressions and opinions for the program?

I find the program both exciting and challenging. I constantly had to extend my perspective beyond my limited and specialist way of thinking. The 20 participants of the program come from specialized fields and as mid-career professionals, most of us are accustomed to thinking along our specializations. The challenge was for us to go through courses that most of us have never experienced before, and to get into discussions and environments which stretch our thinking skills beyond our fields of specialization. For example, in the Hawaii Module, we would learn about economics in the morning, and in the afternoon, we would discuss philosophy. It was this daily grind which allowed us to stretch our minds and have a wider worldview and more informed opinions. Our interactions with our professors and lecturers – all of whom are experts in their own fields - enabled a more enriched learning experience.

Another exciting aspect is the daily interaction with classmates. Each class would have its own share of group work. The group composition changes every time, and you will never know who you would be grouped with the next day. With the pretty interesting mix of people with different academic backgrounds, different expertise, and different ways of doing things, I think that all of us learnt how to be flexible and adapt to each other, so that we would efficiently deliver output while maintaining harmonious working environment.

―How about the staff?

I think that the Fujitsu-JAIMS staff were all very kind, but at the same time they ensured that we had the right discipline in this program. The program has a very tight schedule. The staff were very kind to ensure that we had a comfortable learning environment. At the same time, they were very organized to ensure that we follow the very strict schedule, especially that the program entailed a lot of transfers from one place to another.

―Among the things you have learnt, what do you think will become useful in your next action?

One of my core learnings from this program is that for every decision in an organization, or for every situation which requires an innovative solution, a leader should always exercise the skills to find the essence of the situation, and subsequently find the root cause of the issue. The root cause needs to be addressed to successfully tackle the issue. Too often, when we get into a situation, we tend to see and get distracted by the other issues which appear on the surface - issues which may just be symptomatic of the root cause. The program taught us how to immerse oneself in the situation, use all our senses and our intuition so that one could identify the root cause and address such by making judgments or decisions based on common good.

Another key takeaway is having a more open mindset in experiencing cultures. One of my favorite classes in the Hawaii Module was the Multiculturalism and Global Citizenship course. The course was about Hawaii - what Hawaii is beyond the image that tourism has created. We learned of Hawaii’s history and its present struggles, including the fight of Hawaiians for their sovereignty. What we learned in the course extended beyond Hawaii - that when we experience an new place and culture, we shouldn’t just accept what we see initially, but we have to delve into the situation and learn of its history and hear of stories of its people, so that we can have a better sense of the identity and culture of the place. Personally, I find this applicable as I go beyond the scientific culture and communicate and form relationships outside the sphere of what I have been used to - that we shouldn’t take other cultures at face value, but should immerse ourselves in the culture to better understand it.

―Can you tell us about your Capstone Project?

We have been working on our Capstone Project from before coming to the program, up to our last day. All of us started out with a bit of an idea on the issue we wanted to tackle. Along the way and as we learned from courses in the program, we analyzed our issue further and proposed the solution.

The initial trigger issue I had for my Capstone Project was that with my 14 years of work at the RITM, why don’t all our research work and surveillance work - create consistently strong public impact? Some of them do, of course - there are quite a number of success stories - but why are these stories not all across the board, with all scientific output? As I went along the project doing interviews with people at work and visiting actual site called Gemba Watching in similar institutions in Tokyo, I found out that the problem was not limited within the Institution, but involves other institutions - particularly how my institute fosters relationships with other institutes within the Department of Health. I realized that the core problem was that RITM doesn’t collaborate very well with other institutes, such that the knowledge we generate is rather limited within our own Institute. The need then is share our scientific output across institutes and combine the knowledge with those produced by others in order to make a more effective decision on what public health measure should be taken to tackle certain problems.

I decided to focus the project on Dengue fever because Dengue is an endemic problem in the Philippines. What I envision is the integration of all the information we have on Dengue, and to form an interface to combine knowledge across all the institutions working on Dengue. For example, our laboratory produces information on the virus, such as looking at viral characteristics. Another institute deals with looking at how many sick people there are, while another institute looks at how many mosquitoes carry the virus. When all these knowledge are combined and integrated, all the different stakeholders will have a more comprehensive view of the Dengue problem in the country, rather seeing all the data discretely as what we have been used to doing. The combined knowledge will make the individual work of the institutes more efficient. It could be used to create an early warning system for Dengue outbreaks in the Philippines, to look for relevant research questions which address real public health needs, or to provide a platform where Institutions could experience collaborative successes in Dengue control.

The initial challenge I have when I return to the Philippines is lobbying for support for the project. I work at only one of the institutions which will be involved in the project. I thus need to convince my director to support the project so she can also champion the project to other institutions we collaborate with. I think what is important all the institutions buy in and have ownership of the project, that this is a project that all institutions would want to do together and sustain. This would pose a challenge, but I’m excited at how this project will unfold.

What I have also learnt through the program is that while I lobby the project, I should also be flexible to changes. When I get into the actual situation, some specifics which I have in mind might not be always be the applicable in reality. It may be different from what the people actually need in the field, so I also am also ready for the concept to be challenged in order that it becomes more useful to all involved.

―On a longer term, what do you intend to do after attending the program?

Before coming to the program, I was assigned by my Institute to head our Communication and Engagement Office, with the primary role of translating scientific information for use of our non-specialist audience. This is on top of my job as lab manager for the Molecular Biology Laboratory. Having learned about knowledge management in the program has made me rethink on how my office should function more effectively. Since the Institute I work with produces a lot of information which may not necessarily be knowledge or usable information for other stakeholders, I am now thinking of how to transform the new office, not just for translate information, but more importantly for knowledge creation. Knowledge creation needs to take place not just within my own institution, but also as we work with other institutions, in order for all health agencies to create optimal public health impact.

I also personally want to further my studies in a graduate program where I can meld my biomedical science and science communication background with a better understanding of the communities which will use the interventions created in the laboratory. I am aware of such programs in this translational field, and I am eager to pursue one in the near future.

―What are your future ambitions?

I intend to excel in both the biomedical science field and in the area of health science communication. I aim to be a global leader in ensuring that the technical knowledge produced from the laboratory as applicable to and useful for the public health needs. The endpoint is always to help the public in the prevention and control of infectious diseases.

Also, I want to look not just at health problems of my country, but also global health problems as well. Infectious diseases don’t recognize boundaries, and a disease can spread from one country to another very fast. I desire to be a prime mover in optimizing the use of scientific knowledge in addressing global public health issues. The program has provided a lot of catalysts to this dream. The program not only provided the needed knowledge and skills for global leadership. It has al provided me with good networks of classmates with different backgrounds, all of whom are experts in their own fields. The program introduced us to faculty from various countries and backgrounds, from whom we can seek for advice. The program also has provided us access to a wide network of alumni, which again could help us in our respective career goals.

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