体験談 尾辻マーカスさん

体験談 尾辻マーカスさん

米国本社の日本法人設立

尾辻マーカスさん
(JEMBA1996年-1997年)

OMNITURE
Senior Account Executive

1970年8月、ハワイ生まれ。米国ペッパーダイン大学卒業後、96年、JAIMSが提供するJapan-focused MBAプログラム(JEMBA)に参加。修了後、米国のコンサルティング会社の市場調査担当を経て、OMNITUREに入社。現在は同社日本法人設立準備の中心メンバーを務めている。

(対談その1)

尾辻マーカスさん、高山清光さん、斎藤順さんの3人は、JAIMS修了後、米国のITベンチャーOMNITURE社の日本法人設立メンバーとして活躍しています。3人の出会いのきっかけ、JAIMSでの思い出、今後のキャリア観などを、本音で語っていただきました。

対談その1

JAIMS修了生3人がスタートアップメンバーに

―尾辻マーカスさん、斎藤さん、高山さんは皆さん、JAIMSの修了生で、現在は米国のIT企業OMNITURE社の日本法人設立準備に携わっているとうかがっています。まずはOMNITURE社の事業内容からお話ください。

高山:
一言で言うと、企業のWeb解析を行っている会社で、ASPという方式でサービスを提供しています。弊社はWeb解析の分野では老舗で、1996年から米国ユタ州を中心に事業を展開しており、主に米国の国際優良企業にWeb解析のソリューションを提供しています。
マーカス:
GMやGE、フォード、マイクロソフト、イーベイ、オラクル、ナイキといった大手企業の顧客が多いですね。
高山:
サービスの機能が優れているだけでなく、サポート体制の充実度に特色がある会社です。現在のクライアントも、長年契約していただいている会社がほとんどです。日本法人も、急な拡大を目指すのではなく、サポート体制をしっかりつくった上で、サービスを提供していきたいと考えています。
マーカス:
日本法人は、2005年末までには設立する予定です。現在は全員、米国本社の社員として仕事をしています。私たち3人のほかに、技術担当1人の計4人で準備をしています。

ゼロからのスタートだから学んだ知識を幅広く生かせる

―3人がスタートアップのメンバーになったいきさつを教えてください。

マーカス:
最初は私が米国OMNITUREに入社し、日本法人の設立担当として、一人で人材を集めていました。
高山:
マーカス(尾辻氏)の依頼で、JAIMSのキャリアカウンセラーの方が修了生の方に声をかけていたんです。たまたま私と斎藤がいるということで、マーカスとミーティングを持ったのがきっかけです。JAIMSで同時期に学んだわけではありません。
マーカス:
最初は二人の面接も英語でやりました。JAIMS修了生ということで、ある程度英語ができるということはわかっていたんですが、二人とも期待していた以上でした。もちろんJAIMS修了生だから二人に決めたわけではないんですが、信頼関係を築く上で、共通のバックグラウンドがあることは重要だと思いました。
ただ、まだ日本法人もない会社に、日本人として飛び込んでくるのはなかなか勇気がいることだと思います。高山と斎藤には、顧客企業の日本法人のいくつかが、すでにクライアントとなっていること、社長が親日家で日本で成功したいという強い気持ちを持っていることなどを、一生懸命アピールしました 。
高山:
本当に目が真剣でした(笑)。Web解析の商品がいかに優れているかを、営業マンのようにデモをして見せてくれて……。その熱意が入社の決め手になりました。
斎藤:
「これ以上のものはない」と(笑)。
高山:
実は他の会社からもいくつか内定をいただいていたし、待遇面もよくわからなかったので悩んだんです。でもOMINITUREは日本ではゼロからのスタートですから、JAIMSで学んだことを幅広く生かせるフィールドがあると思いました。
斎藤:
私も商品力とマーカスの熱意が決め手になりました。マーカスはJAIMSのJEMBA(日本経営修士号プログラム)を修了しているので、日本のビジネスに対する理解が深いんです。この方だったら、と思いました。もちろんマーカスと同じように、JAIMSというつながりがあることも、プラスになりました。
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